【レポート記事】ノーコードの売り方 / パートナー戦略 〜第4回 ノーコードベンダー&パートナー交流会4th〜
2023年8月22日(火)に、国内最大規模のNoCoderコミュニティを運営する一般社団法人NoCoders Japan協会が主催となり「第4回 ノーコードベンダー&パートナー交流会」を開催いたしました。
(当日の様子)
今回は「ノーコードの売り方 / パートナー(代理店)戦略」をテーマに実施し、ノーコードベンダー企業及びパートナー企業の 計38名29社 から参加がありました。
<オープニングトーク>
オープニングトークでは、一般社団法人NoCoders Japan協会の代表理事である高橋 翔 氏より、ご挨拶させていただきました。
要点
- 協会発足以来、20以上の企画&サミットやオフラインイベントを実施し、意思決定層を中心に2,000以上の会員を集めている
- 現在、ノーコード・ローコードを扱うベンダー、パートナーをマッチングするプラットフォームを構築中。
- ベンダー、パートナーのマッチングによって、当協会のミッション「全ての人々が自分たちの身近な課題をノーコードで解決する社会をめざす」を推進していく
<第1部 : 講演「ノーコードの売り方 / パートナー(代理店)戦略」>
第1部では、IT系大手代理店 (&中小企業診断士)二井 力(ニイ イサム)氏に基調講演いただきました。
今回は、事前に二井氏への質問を募集し、その質問に答えていく形で進行。
踏み込んだ内容にもお答えいただきました。
要点
こんな質問についてお答えいただきました。
- 取り扱いに関する会社の審査基準(評価されるポイント)とは!?
- サブスクリプションのインセンティブ(仕切り)はどの程度か!?
- サービス体制はどのくらい必要か!?
- どのようなことができるノーコードツールに需要があるか!?
- SaaSにおけるパートナー企業のサクセスで大事なことはなんでしょうか!?
etc
パートナー(代理店)目線で考えた場合には、「会社・サービス(ノーコードツール)」の魅力・売れるためのポテンシャルそのものはもちろん大事でありながら、パートナー(代理店)側の担当者が社内で売上に繋げやすいためのサポート体制(ベンダーサイドによる代理店担当へのサポート体制)、代理店が販促推進するモチベーションが湧くような関係構築(熱意や担当/現場/意思決定層との関係の構築など)、サービスの販促設計・営業支援・パートナープログラムを組むことが重要であると述べられました。
<第2部 :トークセッション【パネルディスカッション】>
第2部では、「ノーコードの売り方 / パートナー(代理店)戦略」というテーマで、パートナー・ベンダーそれぞれから3名に登壇いただき、パネルディスカッションを行いました。
- パートナーサクセス株式会社 執行役員COO 秋國 史裕 氏
- 株式会社ベーシックマーケティング部 マネージャー 林 侑平 氏
- 株式会社ユニフィニティー 代表取締役社長 曽良 俊介 氏
要点
- 直販とパートナーの売上の構成、ノーコード・ローコードベンダーがパートナーに提供できるメリットとは、今後提携していきたいパートナー などについてディスカッションしました。
- BtoBマーケティングツール「Ferret One」、スマホアプリ開発プラットフォーム「Unifinity」では、パートナーとの関わり方に違いがあり、会社・サービスにあった戦略が求められる。
- Ferret Oneはコンサルができるパートナーとして、UnifinityはKintoneなどのシステム間の連携を推進するパートナーによって導入者社増やしている。
<自由交流・シャッフルタイム>
講演・トークセッション後は、ノーコード・ローコードベンダーとパートナー企業の垣根を超えて、当日の学びのシェア、名刺交換・情報交換を行いました。
今後
ノーコードベンダー及びパートナーのマッチング加速、交流機会、販促拡大における関係構築につながる取り組みを協会としてもしていきます。
そのために、ノーコードベンダー&パートナーのデータベースを構築していきます。
もしデータベース登録にご興味いただけるノーコードベンダー or パートナーの皆様は、以下の問い合わせ窓口にコンタクトいただけますと幸いです。ベンダー&パートナーのマッチング加速に繋げていただければと考えております。(こちらは協会への会員申請ではありません)
ノーコードベンダー&パートナーのデータベース
問い合わせ窓口(問合せフォームからお願いいたします)
ノーコーダーズジャパン協会
データベース担当 舩越裕勝
https://no-coders-japan.org/contact